オスカーノユクエが選ぶ2017年公開映画BEST10
第10位 「しあわせな人生の選択」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 10位】
「しあわせな人生の選択」余命わずかな男とその友人による愛犬の里親探しという泣かせ設定に似つかわぬ鋭い人生批評に心をえぐられた挙句、よもやのラストに涙腺決壊。このラストに何故思いが巡らなかったのか。ストーリーテリングの妙に唸る。 pic.twitter.com/93oHOPBbCV
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
第9位 「女神の見えざる手」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 9位】 「女神の見えざる手」 舌鋒鋭い女流ロビイストの活躍はそれだけで一級エンタテインメント。銃規制という肩入れしやすいテーマも相まって、シンプルな勧善懲悪ドラマとしてのカタルシスもある。主人公が密かに仕込んでいた見えざる手に口あんぐり。 pic.twitter.com/yMD17PzPlV — 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
第8位「アシュラ」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 8位】 「アシュラ」 韓国映画の熱量をあらためて認識させられる一本。個人的には、何はなくともファン・ジョンミン。彼の一挙手一投足を見ているだけで楽しい。思わず応援したくなってしまうその人間性も含め、ベスト悪役・オブ・ザ・イヤーを贈呈します。 pic.twitter.com/5mHYH0jb07 — 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
第7位「ラ・ラ・ランド」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 7位】
「ラ・ラ・ランド」オープニングの高揚感、そしてエンディングの寂寥感。これだけ大きく感情の起伏を迫られる映画もそうはないが、この映画の制作の裏側に思いを馳せることでより偏愛が強まっている。監督の野心、演者の苦労がありありと目に浮かぶ。 pic.twitter.com/hjsvPPuapW
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
第6位 「スウィート17モンスター」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 6位】
「スウィート17モンスター」すべてのキャラクターに深い愛情が注がれる、数年に一本級の傑作青春映画。人生で一度でも疎外感や自己嫌悪を感じたことがあるなら、例え17才の女の子でなくとも共感できる。小規模ながらこの映画が劇場公開されたことに快哉。 pic.twitter.com/tIw0d4kCnh
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
第5位「メッセージ」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 5位】 「メッセージ」 接近遭遇モノとしての見せ場を放棄する演出でスリルよりもリアリティを優先。また、主人公への感情移入を容易にすることでさらに説得力は増し、いつしか観客は素直な心で映画のメッセージを受信する。恐るべし、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。 pic.twitter.com/M3D4kRnBDx — 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
第4位「ありがとう、トニ・エルドマン」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 4位】 「ありがとう、トニ・エルドマン」 ナゾの生物(着ぐるみ)が現れるクライマックス近くのシーンのみならず、屈指の名場面!と膝を叩くシーンが少なく見積もって5つ6つ。歪んだかたちではあるが、これほど心の通った父娘の姿があろうか。感涙。 pic.twitter.com/afbDkPXhHz — 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
第3位「キングコング:髑髏島の巨神」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 3位】
「キングコング:髑髏島の巨神」鑑賞後の興奮具合なら今年No.1。とにかく新鋭ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督の細かな演出にしびれまくり。ヘリの中の首振り人形然り、サミュL叔父貴のイカした活かし方然り。生涯で100回くらい観ることになりそう。 pic.twitter.com/knAJMwk9Iw
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
第2位「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 2位】
「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」この手の実話ベース映画は作為を感じれば感じるほど冷めてしまうタチのはずが、この映画の作為には欠片ほどの嫌味も感じず、まんまと泣かされてしまった。鑑賞後にお兄ちゃんの**を調べてさらに号泣。 pic.twitter.com/uFD8WUlZCz
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
第1位「LOGAN/ローガン」
【オスカーノユクエが選ぶ2017年BEST 1位】 「LOGAN/ローガン」 何百年に渡って悲しき業を背負ってきた男の最後を演じるのに、同役を17年間演じてきた男以上の適役があろうか。ラストを飾るにふさわしい奇跡のような映画。20世紀FOXが打ち出したR指定路線をディズニーが引き継いでくれますように。 pic.twitter.com/02YkWEHEN6 — 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2017年12月31日
※番外
鑑賞したのが2018年に入ってからだったのでランク入りしていませんが、実質2017年公開作の中ではダントツに面白かった作品がこちらです。
「バーフバリ 伝説誕生」「王の凱旋」
「バーフバリ 伝説誕生」「王の凱旋」を続けて観る。インド映画が苦手で最初は半笑いで見ていたのに、しばらくしたら歓声、拍手、終いには感涙。画面全体でドヤ顔する強烈な映像が大げさでなく1分に1回、つまり2作合わせて約279回襲いかかる。そして映像だけでなく、登場人物たちにも惚れた! pic.twitter.com/Ax7gDBWs1p — 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2018年1月5日
「バーフバリ 王の凱旋」を観る(2回目)。城壁突破からバーフバリ対バラーラデーヴァ因縁対決までのクライマックスは、誤解を恐れず言えば、まるで函谷関の戦いおよび王騎対龐煖の実写版を見ているよう。傑作漫画「キングダム」実写化の折は、ぜひこのくらい外連味たっぷりにやりすぎていただきたい。 pic.twitter.com/BAXQ9XH8EW
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2018年1月11日