最重要!ブロードキャスト映画批評家協会賞の最多ノミネートは「女王陛下のお気に入り」!「ブラックパンサー」も多部門ノミネート!
アカデミー賞を占ううえで最も重要視されるブロードキャスト映画批評家協会賞のノミネーションが発表。
栄えある最多13部門14賞ノミネートに輝いたのは、FOXサーチライト作品「女王陛下のお気に入り」。「ロブスター」など独特の作風で知られるヨルゴス・ランティモス監督作だが、思えば昨年のオスカーを制したのも異色作家ギレルモ・デル・トロが手がけたFOXサーチライト作品だった。近年、飛ぶ鳥を落とす勢いのFOXサーチライトがまたしてもオスカーを制することになるのか?
特筆すべきは「ブラックパンサー」の多部門ノミネート。作品賞、助演男優賞、脚色賞など、「女王陛下〜」に次ぐ計12部門にノミネートされている。アカデミー賞でも主要部門ノミネートがありそうだ。
アカデミー賞で最多ノミネートを予想されている「アリー スター誕生」は主要部門を中心に9部門ノミネート。ライバルと目されている「ROMA ローマ」も負けじと8部門にノミネートされている。
他、トロント国際映画祭観客賞「グリーンブック」、ゴールデン・グローブ賞最多ノミネート「バイス」、「ムーンライト」監督最新作「ビール・ストリートの恋人たち」ら有力コンテンダーが順当にノミネート。どうやら今年のオスカー戦線はこのあたりに絞られてきた模様。
ブロードキャスト映画批評家協会賞
■ 作品賞
ブラックパンサー(監督:ライアン・クーグラー)
ブラック・クランズマン(監督:スパイク・リー)
女王陛下のお気に入り(監督:ヨルゴス・ランティモス)
ファースト・マン(監督:デイミアン・チャゼル)
グリーンブック(監督:ピーター・ファレリー)
ビール・ストリートの恋人たち(監督:バリー・ジェンキンス)
メリー・ポピンズ リターンズ(監督:ロブ・マーシャル)
ROMA ローマ(監督:アルフォンソ・キュアロン)
アリー スター誕生(監督:ブラッドリー・クーパー)
バイス(監督:アダム・マッケイ)
■ 監督賞
デイミアン・チャゼル(ファースト・マン)
ブラッドリー・クーパー(アリー スター誕生)
アルフォンソ・キュアロン(ROMA ローマ)
ピーター・ファレリー(グリーンブック)
ヨルゴス・ランティモス(女王陛下のお気に入り)
スパイク・リー(ブラック・クランズマン)
アダム・マッケイ(バイス)
■ 主演男優賞
クリスチャン・ベール(バイス)
ブラッドリー・クーパー(アリー スター誕生)
ウィレム・デフォー(永遠の門 ゴッホの見た未来)
ライアン・ゴズリング(ファースト・マン)
イーサン・ホーク(First Reformed)
ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)
ヴィゴ・モーテンセン(グリーンブック)
■ 主演女優賞
ヤリーツァ・アパリシオ(ROMA ローマ)
エミリー・ブラント(メリー・ポピンズ リターンズ)
グレン・クローズ(天才作家の妻 40年目の真実)
トニ・コレット(ヘレディタリー 継承)
オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り)
レディー・ガガ(アリー スター誕生)
メリッサ・マッカーシー(Can You Ever Forgive Me?)
■ 助演男優賞
マハーシャラ・アリ(グリーンブック)
ティモシー・シャラメ(Beautiful Boy)
アダム・ドライヴァー(ブラック・クランズマン)
サム・エリオット(アリー スター誕生)
リチャード・E・グラント(Can You Ever Forgive Me?)
マイケル・B・ジョーダン(ブラックパンサー)
■ 助演女優賞
エイミー・アダムス(バイス)
クレア・フォイ(ファースト・マン)
ニコール・キッドマン(Boy Erased)
レジーナ・キング(ビール・ストリートの恋人たち)
エマ・ストーン(女王陛下のお気に入り)
レイチェル・ワイズ(女王陛下のお気に入り)
■ 脚本賞
ボー・バーナム(Eighth Grade)
デボラ・デイヴィス、トニー・マクマナラ(女王陛下のお気に入り)
ポール・シュレイダー(First Reformed)
ニック・ヴァレロンガ、ブライアン・ヘイズ・カリー、ピーター・ファレリー(グリーンブック)
ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ジョン・クラシンスキー(クワイエット・プレイス)
アルフォンソ・キュアロン(ROMA ローマ)
アダム・マッケイ(バイス)
■ 脚色賞
ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール(ブラックパンサー)
チャーリー・ワックテル、デイヴィッド・ラビノウィッツ、ケヴィン・ウィルモット、スパイク・リー(ブラック・クランズマン)
ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ(Can You Ever Forgive Me?)
ジョシュ・シンガー(ファースト・マン)
バリー・ジェンキンス(ビール・ストリートの恋人たち)
エリック・ロス、ブラッドリー・クーパー、ウィル・フェッターズ(アリー スター誕生)
■ アンサンブル演技賞
ブラックパンサー
クレイジー・リッチ!
女王陛下のお気に入り
バイス
妻たちの落とし前
■ 若手俳優賞
エルシー・フィッシャー(Eighth Grade)
トーマサイン・マッケンジー(Leave No Trace)
エド・オクセンボウルド(Wildlife)
ミリセント・シモンズ(クワイエット・プレイス)
アマンドラ・ステンバーグ(The Hate U Give)
サニー・スリッチ(Mid90s)
■ 撮影賞
レイチェル・モリソン(ブラックパンサー)
ロビー・ライアン(女王陛下のお気に入り)
リヌス・サンドグレン(ファースト・マン)
ジェームズ・ラクストン(ビール・ストリートの恋人たち)
アルフォンソ・キュアロン(ROMA ローマ)
マシュー・リバティーク(アリー スター誕生)
■ 編集賞
女王陛下のお気に入り
ファースト・マン
ROMA ローマ
アリー スター誕生
バイス
妻たちの落とし前
■ 美術賞
ブラックパンサー
クレイジー・リッチ!
女王陛下のお気に入り
ファースト・マン
メリー・ポピンズ リターンズ
ROMA ローマ
■ 衣装デザイン賞
ブラックパンサー
ボヘミアン・ラプソディ
女王陛下のお気に入り
メリー・ポピンズ リターンズ
ふたりの女王 メアリーとエリザベス
■ ヘアスタイリング&メーキャップ賞
ブラックパンサー
ボヘミアン・ラプソディ
女王陛下のお気に入り
ふたりの女王 メアリーとエリザベス
サスペリア
バイス
■ 視覚効果賞
アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
ブラックパンサー
ファースト・マン
メリー・ポピンズ リターンズ
ミッション:インポッシブル フォールアウト
レディ・プレイヤー1
■ 作曲賞
ブラックパンサー
グリーンブック
ファースト・マン
ビール・ストリートの恋人たち
犬ヶ島
メリー・ポピンズ リターンズ
■ 主題歌賞
“All the Stars”(ブラックパンサー)
“Girl in the Movies”(Dumplin’)
“I’ll Fight”(RBG)
“The Place Where Lost Things Go”(メリー・ポピンズ リターンズ)
“Shallow”(アリー スター誕生)
“Trip a Little Light Fantastic”(メリー・ポピンズ リターンズ)
■ コメディ映画賞
クレイジー・リッチ!
デッドプール2
スターリンの葬送狂騒曲
女王陛下のお気に入り
Game Night
Sorry to Bother You
■ コメディ映画男優賞
クリスチャン・ベール(バイス)
ジェイソン・ベイトマン(Game Night)
ヴィゴ・モーテンセン(グリーンブック)
ジョン・C・ライリー(Stan & Ollie)
ライアン・レイノルズ(デッドプール2)
ラキース・スタンフィールド(Sorry to Bother You)
■ コメディ映画女優賞
エミリー・ブラント(メリー・ポピンズ リターンズ)
オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り)
エルシー・フィッシャー(Eighth Grade)
レイチェル・マクアダムス(Game Night)
シャーリズ・セロン(タリーと私の秘密の時間)
コンスタンス・ウー(クレイジー・リッチ!)
■ アクション映画賞
アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
ブラックパンサー
デッドプール2
ミッション:インポッシブル フォールアウト
レディ・プレイヤー1
妻たちの落とし前
■ SF/ホラー映画賞
アナイアレイション 全滅領域
Halloween
ヘレディタリー 継承
クワイエット・プレイス
サスペリア
■ アニメーション映画賞
グリンチ
インクレディブル・ファミリー
犬ヶ島
未来のミライ
シュガー・ラッシュ:オンライン
スパイダーマン:スパイダーバース
■ 外国語映画賞
バーニング 劇場版(韓国)
Capernaum(レバノン)
Cold War(ポーランド)
ROMA ローマ(メキシコ)
万引き家族(日本)